【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第18問

問題

Universal Containers社では、取引先オブジェクトが請求書カスタムオブジェクトと主従関係を持っています。アプリケーション構築者はこれを参照関係に変更しようとしましたができません。何が原因でしょうか。

• 取引先は請求書オブジェクトのワークフローに含まれています。
• 請求書には、レポート用に少なくとも1つの主従関係が必要です。
• 請求書レコードには、既存の取引先が存在します。
• 取引先レコードには、請求書の積み上げ集計項目が含まれている。

正解

• 取引先は請求書オブジェクトのワークフローに含まれています。
• 請求書には、レポート用に少なくとも1つの主従関係が必要です。
• 請求書レコードには、既存の取引先が存在します。
• 取引先レコードには、請求書の積み上げ集計項目が含まれている。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 取引先は請求書オブジェクトのワークフローに含まれています。
これは不正解です。ワークフロールールは、主従関係を参照関係に変更することを妨げる要因にはなりません。

□ 請求書には、レポート用に少なくとも1つの主従関係が必要です。
これは不正解です。レポート要件が主従関係を参照関係に変更することを妨げることはありません。レポート要件は関係の種類とは独立しています。

□ 請求書レコードには、既存の取引先が存在します。
これは不正解です。既存の取引先が存在すること自体が主従関係から参照関係への変更を妨げる直接的な理由にはなりません。既存のデータがあっても、関係のタイプを変更することは理論上可能ですが、データの整合性や関連設定の再構成が必要になる場合があります。

□ 取引先レコードには、請求書の積み上げ集計項目が含まれている。
これは正解です。積み上げ集計項目は主従関係に基づいて機能します。取引先レコードが請求書の積み上げ集計項目を持っている場合、これは主従関係が積み上げ集計の計算に使用されていることを意味します。主従関係を参照関係に変更すると、これらの積み上げ集計項目は機能しなくなります。このため、積み上げ集計項目が存在する限り、関係を変更することはできません。

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