問題
アプリケーション構築者が新しいレポートタイプを作成しましたが、ユーザーが所有するレコードの新しいレポートを作成する際に、[レポートタイプ]リストからそのタイプを選択できません。この問題の原因は何でしょうか。2つ選びなさい。
- レポートタイプのリリース状況が[開発中]です。
- 必要なオブジェクトにアクセスできない。
- レポートタイプのリリース状況が[リリース済み]です。
- レポートの作成とカスタマイズへのアクセスが無効になっている。
正解
- レポートタイプのリリース状況が[開発中]です。
- 必要なオブジェクトにアクセスできない。
- レポートタイプのリリース状況が[リリース済み]です。
- レポートの作成とカスタマイズへのアクセスが無効になっている。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ レポートタイプのリリース状況が[開発中]です。
これは正解です。レポートタイプが[開発中]の状態では、そのレポートタイプは一般のユーザーには表示されません。開発者またはシステム管理者のみがアクセスできます。一般のユーザーが新しいレポートタイプを[レポートタイプ]リストから選択できるようにするには、レポートタイプを[リリース済み]に変更する必要があります。
□ 必要なオブジェクトにアクセスできない。
これは正解です。ユーザーがカスタムレポートタイプに含まれる全てのオブジェクトへの参照権限を持っていない場合、[レポートタイプ]リストに表示されないため、そのレポートタイプを選択できません。
□ レポートタイプのリリース状況が[リリース済み]です。
これは不正解です。[リリース済み]のステータスは、レポートタイプが一般のユーザーに使用可能であることを意味します。このため、この状態は問題の原因ではありません。
□ レポートの作成とカスタマイズへのアクセスが無効になっている。
これは不正解です。レポートの作成とカスタマイズへのアクセス権限が無効になっている場合、ユーザーはレポートを作成、編集、および削除することはできませんが、これはレポートタイプがリストに表示されない原因とは異なります。
参考:参照権限のあるレポートでの「アクセス権がありません」エラー
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