【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第183問

問題

Universal Containers社は、ビジネスロジックを標準化したいと考えています。ワークフローの順序が毎回同じであることを保証する必要があります。これを達成するためにどの機能を使用すればよいでしょうか。2つ選びなさい。

• プロセスビルダー
• ワークフロールール
• Chatter アクション
• フロー

正解

• プロセスビルダー
• ワークフロールール
• Chatter アクション
• フロー

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ プロセスビルダー
これは正解です。プロセスビルダーは、Salesforceにおいて自動化プロセスを設計するための強力なツールです。ビジュアルインターフェースを通じて、複数のステップにわたるビジネスロジックを定義し、特定の条件が満たされたときに自動的にアクションを実行するプロセスを作成できます。これにより、ワークフローの順序を明確に制御し、毎回同じ順序で実行されることを保証できます。

□ ワークフロールール
これは不正解です。ワークフロールールは条件に基づくアクションを自動実行しますが、アクションの実行順序が保証されません。特に、項目自動更新アクションが最初に来る点以外、他のアクションの順序は不定です。このため、プロセスの実行順を毎回同じに保つ必要がある場合、ワークフロールールでは不足があります。順序の保証などより複雑な制御が必要な場合は、プロセスビルダーやフローの使用が適しています。
参考：ワークフローの考慮事項

□ Chatter アクション
これは不正解です。Chatter アクションは、Salesforceの社内コミュニケーションツールであるChatterに関連する機能であり、ビジネスロジックの自動化やワークフローの順序制御とは直接関係ありません。Chatter アクションを使用しても、プロセスの標準化や順序の保証は達成できません。

□ フロー
これは正解です。フローは、Salesforceの強力な自動化ツールであり、プロセスビルダーよりもさらに高度なロジックと制御を実現できます。ユーザーインタラクションを含む複雑なビジネスプロセスを設計し、条件分岐、ループ、データ操作など、幅広いカスタマイズが可能です。フローを使用すれば、ワークフローの順序を厳密に制御し、毎回同じ手順でプロセスを実行することが保証されます。

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