問題
Universal Containers社(UC社)は、カスタムオブジェクト[インターンシップ]と[応募]を使用するアプリケーションプロセスを導入しました。[インターンシップ]の組織全体のデフォルトは[非公開]に設定されており、[応募]との間に主従関係があります([インターンシップ]が主、[応募]が従)。人事部のVPは、採用担当者に[応募]への編集アクセス権を与えたいと考えています。アプリケーションビルダーはどのように適切なアクセスを設定すべきですか。
- [応募]オブジェクトの組織全体のデフォルトを[公開/参照・更新可能]に設定する。
- [インターンシップ]レコードへの[公開/参照・更新可能]アクセスをユーザーに付与する共有ルールを追加する。
- Web応募用のキューを作成し、レコードを編集するユーザーにアクセス権を割り当てる。
- [応募]レコードへの[公開/参照・更新可能]アクセスをユーザーに付与する共有ルールを作成する。
正解
- [応募]オブジェクトの組織全体のデフォルトを[公開/参照・更新可能]に設定する。
- [インターンシップ]レコードへの[公開/参照・更新可能]アクセスをユーザーに付与する共有ルールを追加する。
- Web応募用のキューを作成し、レコードを編集するユーザーにアクセス権を割り当てる。
- [応募]レコードへの[公開/参照・更新可能]アクセスをユーザーに付与する共有ルールを作成する。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ [応募]オブジェクトの組織全体のデフォルトを[公開/参照・更新可能]に設定する。
これは不正解です。[応募]は[インターンシップ]との間に主従関係が設定されています。このため、従オブジェクト(応募)のアクセス権は主オブジェクト(インターンシップ)のレコード設定に連動します。主レコードの共有設定が[非公開]である限り、従オブジェクトの組織全体のデフォルトを[公開/参照・更新可能]に設定することはできません。また、連動の性質上、この設定自体が無効です。
□ [インターンシップ]レコードへの[公開/参照・更新可能]アクセスをユーザーに付与する共有ルールを追加する。
これは正解です。主従関係では、従レコード(応募)のアクセス権は主レコード(インターンシップ)によって制御されます。このため、[インターンシップ]に共有ルールを作成して、採用担当者に[参照/更新可能]アクセスを付与することで、応募レコードにも同様のアクセス権が付与されます。
□ Web応募用のキューを作成し、レコードを編集するユーザーにアクセス権を割り当てる。
これは不正解です。主従関係の従オブジェクト(応募)は[所有者]項目が自動的に主オブジェクト(インターンシップ)の所有者に設定されるため、独自の[所有者]項目を持ちません。このため、キューを使用して応募レコードを管理したりアクセス権を割り当てることはできません。
□ [応募]レコードへの[公開/参照・更新可能]アクセスをユーザーに付与する共有ルールを作成する。
これは不正解です。主従関係では、従レコード(応募)に独自の共有ルールを設定することはできません。
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