問題
Cloud Kicks社は、各シューズカタログに対して販売されたシューズのサブスクリプション数を追跡したいと考えています。Subscription__cオブジェクトとShoe__cオブジェクトの間には、すでに主従関係が存在しています。アプリケーションビルダーはどの種類の項目を作成すべきですか。
- 積み上げ集計項目
- 参照関係項目
- 主従関係項目
- 数値項目
正解
- 積み上げ集計項目
- 参照関係項目
- 主従関係項目
- 数値項目
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 積み上げ集計項目
これは正解です。積み上げ集計項目は、主従関係にあるオブジェクト間で集計を行うための項目です。このケースでは、Shoe__c(主オブジェクト)に対してSubscription__c(従オブジェクト)のレコード数を集計する必要があります。そのため、Shoe__cに積み上げ集計項目を作成し、Subscription__cの件数をカウントすることで、各シューズカタログの販売数を追跡できます。
□ 参照関係項目
これは不正解です。参照関係項目は、オブジェクト同士を関連付けるための項目ですが、数値の集計機能はありません。この要件では、Subscription__cの数をShoe__cに集計する必要があるため、単なる参照関係項目では目的を達成できません。また、すでにSubscription__cとShoe__cは主従関係にあるため、新たに参照関係を作成することはできません。
□ 主従関係項目
これは不正解です。これは不正解です。主従関係項目は、従オブジェクトを主オブジェクトに関連付けるための項目です。しかし、Subscription__cとShoe__cの間にはすでに主従関係が存在するため、この2オブジェクト間で新たに主従関係項目を作成することはできません。
□ 数値項目
これは不正解です。数値項目は、手動で値を入力する必要があるため、Subscription__cの件数をShoe__cに自動で集計することはできません。仮に数値項目を作成しても、データの整合性を保つためにはApexトリガーなどを実装する必要があり、Salesforceの標準機能である積み上げ集計項目を使用する方がはるかに簡単で効率的です。
参考:積み上げ集計項目
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1問目から復習する
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