【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第245問

問題

Cloud Kicks社(CK)は、商談が成立した後、取引先の所有者とは別にカスタマーサービスマネージャー(CSM)を担当者として割り当てたいと考えています。また、CSMがどの取引先に割り当てられているかを簡単に追跡・レポートできる新しい項目を追加したいと考えています。この要件を満たすために、アプリケーションビルダーはどのソリューションを使用すべきですか。

  • 複数選択リスト項目
  • 選択リスト項目
  • 参照関係項目
  • テキスト項目

正解

  • 複数選択リスト項目
  • 選択リスト項目
  • 参照関係項目
  • テキスト項目

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 複数選択リスト項目
これは不正解です。複数選択リストは固定の選択肢から複数の値を選択する項目ですが、特定のユーザーを動的に割り当てる用途には適していません。新しいCSMが追加されるたびに手動で選択肢を更新する必要があり、管理の手間がかかります。また、ユーザーオブジェクトと関連付けられないため、レポートや検索がしづらく、要件を満たせません。

□ 選択リスト項目
これは不正解です。選択リストは事前に定義された値のリストから1つを選択する形式ですが、特定のユーザーを直接関連付けることはできません。新しいCSMが追加されるたびに選択肢を手動で更新しなければならず、管理が煩雑になります。また、ユーザーオブジェクトと連携しないため、レポートや検索時に制約が生じ、要件を満たしません。

□ 参照関係項目
これは正解です。参照関係項目を使用すると、取引先と特定のユーザー(CSM)を関連付けることができます。取引先にはすでに所有者としてユーザーへの参照関係がありますが、新たに [カスタマーサービスマネージャー(CSM)]の参照関係項目を追加すれば、別の担当者を動的に割り当てることができます。これにより、選択肢を手動で管理する必要がなく、レポートや検索でCSMごとの取引先を簡単に追跡できるため、今回の要件に最も適しています。

□ テキスト項目
これは不正解です。テキスト項目ではCSMの名前を手入力することになり、データの一貫性が保てず、レポートや検索が困難になります。例えば、同じユーザーが「田中太郎」「Taro Tanaka」のように異なる表記で入力される可能性があり、データの整合性が損なわれます。さらに、ユーザーオブジェクトとの関連付けができないため、担当者情報の管理が煩雑になります。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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