【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第45問

Ursa Major Solar社では、カスタムオブジェクトGalaxy__cとカスタムオブジェクトStar__cの間に参照関係があります。アプリケーションビルダーは、各Galaxy__cレコードに関連するStar__cレコードの総数をカウントする積み上げ集計項目を作成したいと考えています。現在の設定がこの要件の実現にどのような影響を与えるか、正しいものを選択してください。

  • Galaxy__cオブジェクトに数式項目を作成することで積み上げ集計を実現できる。
  • 積み上げ集計項目を作成するためには、参照関係を主従関係に変換する必要がある。
  • Star__cオブジェクトに数式項目を作成することで積み上げ集計を実現できる。
  • Galaxy__cオブジェクトに積み上げ集計項目を作成し、すべての関連するStar__cレコードを集計するフィルターを設定する。

正解

  • Galaxy__cオブジェクトに数式項目を作成することで積み上げ集計を実現できる。
  • 積み上げ集計項目を作成するためには、参照関係を主従関係に変換する必要がある。
  • Star__cオブジェクトに数式項目を作成することで積み上げ集計を実現できる。
  • Galaxy__cオブジェクトに積み上げ集計項目を作成し、すべての関連するStar__cレコードを集計するフィルターを設定する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ Galaxy__cオブジェクトに数式項目を作成することで積み上げ集計を実現できる。
これは不正解です。数式項目は、他の項目の値を計算して表示するためのものであり、関連レコードの数を集計する機能はありません。積み上げ集計を実現するためには、数式項目ではなく積み上げ集計項目を使用する必要があります。

□ 積み上げ集計項目を作成するためには、参照関係を主従関係に変換する必要がある。
これは正解です。Salesforceの積み上げ集計項目は、主従関係でのみ使用可能です。現在の関係が参照関係のため、Galaxy__cオブジェクトに積み上げ集計項目を作成するには、Star__cオブジェクトとの関係を主従関係に変更する必要があります。

□ Star__cオブジェクトに数式項目を作成することで積み上げ集計を実現できる。
これは不正解です。数式項目は1つのレコード内で計算を行うものであり、関連レコードを集計することはできません。Star__cオブジェクトに数式項目を作成しても、Galaxy__cオブジェクトに関連するStar__cの合計数を表示することはできません。

□ Galaxy__cオブジェクトに積み上げ集計項目を作成し、すべての関連するStar__cレコードを集計するフィルターを設定する。
これは不正解です。積み上げ集計項目は主従関係でのみ利用可能なため、現在のGalaxy__cとStar__cが参照関係のままでは積み上げ集計項目を作成できません。

参考:積み上げ集計項目の作成

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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