問題
Universal Containers社は、ヨーロッパで使用されていたレガシーシステムから販売業務を移行しています。商談を適切な国の通貨でインポートする必要があります。これらの要件を満たすために、アプリケーション構築者はどのステップを構成すべきでしょうか。2つ選びなさい。
- インポートファイルのすべての通貨項目に通貨ISOコードを含める。
- データローダーを使用してレコードをインポートする。
- インポートファイルに通貨ISOコード列を含める。
- データインポートウィザードを使用してレコードをインポートする。
正解
- インポートファイルのすべての通貨項目に通貨ISOコードを含める。
- データローダーを使用してレコードをインポートする。
- インポートファイルに通貨ISOコード列を含める。
- データインポートウィザードを使用してレコードをインポートする。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ インポートファイルのすべての通貨項目に通貨ISOコードを含める。
これは不正解です。インポートファイルにおいて、各通貨項目に直接通貨ISOコードを含めるのではなく、別途「通貨ISOコード」列を使って各レコードの通貨を指定することが重要です。通貨項目自体は金額を表し、通貨ISOコード列がその金額の通貨を定義します。
□ データローダーを使用してレコードをインポートする。
これは正解です。データローダーは、複数通貨を含むデータをインポートする際に有効なツールです。インポートファイルに通貨ISOコード列を含めることにより、データローダーは各レコードに適切な通貨を割り当てることができます。
□ インポートファイルに通貨ISOコード列を含める。
これは正解です。異なる通貨で金額を正確にインポートするためには、インポートファイルに「通貨ISOコード」列を含めることが必要です。この列には、各レコードの通貨を表す国際基準に従った3文字の通貨コード(例:USD、EUR)を入力します。
□ データインポートウィザードを使用してレコードをインポートする。
これは不正解です。データインポートウィザードは商談オブジェクトをサポートしておらず、このため商談データのインポートには使用できません。インポートウィザードは取引先、取引先責任者、リードなどの特定標準オブジェクト向けに設計されていますが、商談は含まれていないため、商談データを含む複雑なインポートニーズには適していません。
参考:マルチ通貨のインポート
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