【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第9問

問題

Cloud Kicks社では、発送された各荷物に発送日が記載されています。発送担当者は、出荷が発送された日付と時刻についてより詳細な情報を必要としています。アプリケーション構築者は、現在使用されている項目のデータ型を日付から日付/時間に変更するよう指示されました。すでにシステム内にあるデータに関して、アプリケーション構築者は何に注意すべきですか。

• 変更は即座に行われる。
• 過去のデータは12:00のタイムスタンプに更新される。
• 項目名が変更される。
• データが失われる。

正解

• 変更は即座に行われる。
• 過去のデータは12:00のタイムスタンプに更新される。
• 項目名が変更される。
• データが失われる。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 変更は即座に行われる。
これは不正解です。日付型と日付/時間型は相互に互換性がないため、データ変換時にデータが損失します。また、カスタム項目のデータ型を変更する場合、変換はバックグラウンドで実行され、変換には時間がかかる可能性があります。特に、カスタム項目のサイズや影響を受けるレコードの数、データの変換の種別によっては、変換にしばらく時間がかかることがあり、場合によっては24時間以上かかることもあります。

□ 過去のデータは12:00のタイムスタンプに更新される。
これは不正解です。日付型と日付/時間型は相互に互換性がないため、データ変換時にデータが損失します。12:00など決まった形でデータの変換は行われません。

□ 項目名が変更される。
これは不正解です。データ型の変更は、項目のデータ型を変更するものであり、項目の名前を自動的に変更するものではありません。項目名は、データ型の変更とは独立して、必要に応じて手動で変更することができます。

□ データが失われる。
これは正解です。日付型と日付/時間型は相互に互換性がないため、データ変換時にデータが損失します。このため、データ型の変更を行う前には、既存のデータをバックアップすることや、変更がもたらす影響を十分に理解しておくことが重要です。

参考：カスタム項目のデータ型の変更に関するメモ

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