問題
商談の完了予定日が30日以上延期された場合、マネージャーの承認が必要です。承認プロセスは設定されていますが、営業担当者が承認の申請を忘れることが頻繁にあります。アプリケーションビルダーは、これらの商談が確実に承認プロセスに提出されるようにするにはどうすればよいですか。
- 承認プロセスの[入力条件の指定]を[条件が一致する]に変更し、初回の送信時にレコードをロックする。
- 入力規則を使用し、マネージャーに承認をリクエストするメールアラートを送信する。
- 自動化プロセスからレコードを承認に提出する。
- マネージャーに[API の有効化]権限を付与し、メールでの承認応答を許可する。
正解
- 承認プロセスの[入力条件の指定]を[条件が一致する]に変更し、初回の送信時にレコードをロックする。
- 入力規則を使用し、マネージャーに承認をリクエストするメールアラートを送信する。
- 自動化プロセスからレコードを承認に提出する。
- マネージャーに[API の有効化]権限を付与し、メールでの承認応答を許可する。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 承認プロセスの[入力条件の指定]を[条件が一致する]に変更し、初回の送信時にレコードをロックする。
これは不正解です。承認プロセスのエントリ条件を[条件が一致する]に変更すると、自動的に承認プロセスが適用されるようになりますが、営業担当者が申請を忘れることを防ぐ仕組みにはなりません。また、レコードをロックするのは承認プロセスの進行中の操作であり、申請を自動化するわけではありません。
□ 入力規則を使用し、マネージャーに承認をリクエストするメールアラートを送信する。
これは不正解です。入力規則はレコードの保存を制限する機能であり、承認を申請するためのトリガーにはなりません。また、メールアラートは通知を送るだけであり、承認プロセスを自動で開始するものではありません。
□ 自動化プロセスからレコードを承認に提出する。
これは正解です。プロセスビルダーやフローを使用して、条件を満たしたレコードを自動的に承認プロセスに提出することが可能です。 これにより、営業担当者が手動で申請を忘れても、30日以上の延期が発生した時点で自動的に承認が開始されるため、要件を満たすことができます。
□ マネージャーに[API の有効化]権限を付与し、メールでの承認応答を許可する。
これは不正解です。[API の有効化] 権限は、SalesforceのAPIを使用するための権限であり、承認プロセスの自動化とは無関係です。 メールによる承認応答を許可すること自体は可能ですが、それは承認の利便性を向上させるためのものであり、営業担当者が申請を忘れる問題を解決する手段にはなりません。
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