問題
Cloud Kicks社には3種類のカスタマーサポートプロセスがあります:Platinum、Diamond、Bronzeです。アプリケーション構築者はケースオブジェクトに各プロセス用の別々のレコードタイプを作成しました。カスタマーサポートチームは、Bronzeレコードタイプで新しいケースを作成できないようにする必要があります。この要件を満たすにはどうすればよいですか。
- ケースの組織の共有設定のデフォルトを非公開に更新します。
- サポートチームのプロファイルを更新して、Bronzeレコードタイプを削除します。
- ケースにPlatinumおよびDiamondレコードタイプを含む権限セットグループを作成します。
- レコードタイプをサポートユーザーに非表示にします。共有ルールを非公開に更新します。
正解
- ケースの組織の共有設定のデフォルトを非公開に更新します。
- サポートチームのプロファイルを更新して、Bronzeレコードタイプを削除します。
- ケースにPlatinumおよびDiamondレコードタイプを含む権限セットグループを作成します。
- レコードタイプをサポートユーザーに非表示にします。共有ルールを非公開に更新します。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ ケースの組織の共有設定のデフォルトを非公開に更新します。
これは不正解です。組織の共有設定は、オブジェクトのレコードに対するデフォルトのアクセス権を定義する機能ですが、特定のレコードタイプの作成を制限する機能ではありません。この設定は、ケースレコードの可視性やアクセス権限に影響を与えますが、Bronzeレコードタイプでのケース作成を直接的に防ぐことはできません。
□ サポートチームのプロファイルを更新して、Bronzeレコードタイプを削除します。
これは正解です。プロファイル設定を通じて特定のレコードタイプへのアクセスを制限することは、ユーザーが特定のレコードタイプでケースを作成できないようにする効果的な方法です。この場合、サポートチームのプロファイルからBronzeレコードタイプを削除することにより、彼らがBronzeタイプのケースを作成することができなくなります。
□ ケースにPlatinumおよびDiamondレコードタイプを含む権限セットグループを作成します。
これは不正解です。権限セットグループを使用してサポートチームにPlatinumおよびDiamondレコードタイプのみのアクセスを許可し、Bronzeレコードタイプへのアクセスを制限することは技術的に可能です。これにより、特定のレコードタイプへのアクセスを細かく制御できます。しかし、権限セットは追加で権限を拡張するために使用されるため、1つのチームへの権限の縮小のために、一度すべてのレコードタイプをすべてのプロファイルに非公開にして、追加で権限を付与するのは最適ではありません。
□ レコードタイプをサポートユーザーに非表示にします。共有ルールを非公開に更新します。
これは不正解です。レコードタイプを非表示にするオプションはSalesforceでは提供されていません。また、共有ルールを非公開に更新すると、レコードの可視性が変更されますが、レコードタイプの作成権限とは直接関係ありません。このオプションは要件を直接的に解決しません。
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