【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第96問

問題

Cloud Kicks社には3種類のカスタマーサポートプロセスがあります:Platinum、Diamond、Bronzeです。アプリケーション構築者はケースオブジェクトに各プロセス用の別々のレコードタイプを作成しました。カスタマーサポートチームは、Bronzeレコードタイプで新しいケースを作成できないようにする必要があります。この要件を満たすにはどうすればよいですか。

  • ケースの組織の共有設定のデフォルトを非公開に更新します。
  • サポートチームのプロファイルを更新して、Bronzeレコードタイプを削除します。
  • ケースにPlatinumおよびDiamondレコードタイプを含む権限セットグループを作成します。
  • レコードタイプをサポートユーザーに非表示にします。共有ルールを非公開に更新します。

正解

  • ケースの組織の共有設定のデフォルトを非公開に更新します。
  • サポートチームのプロファイルを更新して、Bronzeレコードタイプを削除します。
  • ケースにPlatinumおよびDiamondレコードタイプを含む権限セットグループを作成します。
  • レコードタイプをサポートユーザーに非表示にします。共有ルールを非公開に更新します。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ ケースの組織の共有設定のデフォルトを非公開に更新します。
これは不正解です。組織の共有設定は、オブジェクトのレコードに対するデフォルトのアクセス権を定義する機能ですが、特定のレコードタイプの作成を制限する機能ではありません。この設定は、ケースレコードの可視性やアクセス権限に影響を与えますが、Bronzeレコードタイプでのケース作成を直接的に防ぐことはできません。

□ サポートチームのプロファイルを更新して、Bronzeレコードタイプを削除します。
これは正解です。プロファイル設定を通じて特定のレコードタイプへのアクセスを制限することは、ユーザーが特定のレコードタイプでケースを作成できないようにする効果的な方法です。この場合、サポートチームのプロファイルからBronzeレコードタイプを削除することにより、彼らがBronzeタイプのケースを作成することができなくなります。

□ ケースにPlatinumおよびDiamondレコードタイプを含む権限セットグループを作成します。
これは不正解です。権限セットグループを使用してサポートチームにPlatinumおよびDiamondレコードタイプのみのアクセスを許可し、Bronzeレコードタイプへのアクセスを制限することは技術的に可能です。これにより、特定のレコードタイプへのアクセスを細かく制御できます。しかし、権限セットは追加で権限を拡張するために使用されるため、1つのチームへの権限の縮小のために、一度すべてのレコードタイプをすべてのプロファイルに非公開にして、追加で権限を付与するのは最適ではありません。

□ レコードタイプをサポートユーザーに非表示にします。共有ルールを非公開に更新します。
これは不正解です。レコードタイプを非表示にするオプションはSalesforceでは提供されていません。また、共有ルールを非公開に更新すると、レコードの可視性が変更されますが、レコードタイプの作成権限とは直接関係ありません。このオプションは要件を直接的に解決しません。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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