【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第150問

問題

Cloud Kicks社はアプリケーション構築者に、Deliveryカスタムオブジェクトの重複排除を使用して25,000レコードのリストを挿入するよう依頼しました。どのツールを使用すべきですか。

  • スキーマビルダー
  • Lightning Object Creator
  • データインポートウィザード
  • データローダー

正解

  • スキーマビルダー
  • Lightning Object Creator
  • データインポートウィザード
  • データローダー

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ スキーマビルダー
これは不正解です。スキーマビルダーはデータモデリングとオブジェクトの関係図を視覚的に表示するためのツールです。データの挿入や重複排除の機能は提供していません。データのインポートには適していません。

□ Lightning Object Creator
これは不正解です。Lightning Object Creatorは、既存のスプレッドシートなどから新しいカスタムオブジェクトを作成するためのツールです。既存のオブジェクトに対して大量のデータをインポートし、重複排除を行う機能はありません。オブジェクトの作成には有効ですが、データのインポートには適していません。

□ データインポートウィザード
これは正解です。データインポートウィザードは、50,000件未満のレコードをインポートするのに適しています。カスタムオブジェクトに対応しており、重複を防止するための基本的な機能も提供しています。Cloud Kicks社の要件である25,000レコードのインポートはこの範囲内であり、データインポートウィザードはこのタスクに適しています。

□ データローダー
これは不正解です。データローダーは最大5,000,000件のレコードを処理する能力があり、大量のデータインポートに適しています。またupsert機能を使用すると、Salesforce ID項目または外部ID項目を基にして「レコードの新規作成」もしくは「既存レコードの更新」を行うことができ、これにより重複データの作成を防ぐことは可能です。ただし、この操作には外部IDが必要で手間がかかります。このため、25,000レコードのインポートで効率的に重複を排除する場合、データインポートウィザードがより適切です。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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