問題
項目のデータ型の変換について、次のうち正しいものはどれですか。2つ選びなさい。
- 自動採番からテキストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
- 数値から通貨への変換時に、データが失われる可能性があります(項目の長さが同じであると仮定した場合)。
- 選択リストから複数選択リストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
- リッチテキストエリアからロングテキストエリアへの変換時に、データが失われる可能性があります。
正解
- 自動採番からテキストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
- 数値から通貨への変換時に、データが失われる可能性があります(項目の長さが同じであると仮定した場合)。
- 選択リストから複数選択リストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
- リッチテキストエリアからロングテキストエリアへの変換時に、データが失われる可能性があります。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 自動採番からテキストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
これは不正解です。自動採番項目をテキスト項目に変換する場合、その項目のデータは変更されません。
□ 数値から通貨への変換時に、データが失われる可能性があります(項目の長さが同じであると仮定した場合)。
これは正解です。通貨型に他の型から変更するとデータが失われる可能性があります。
□ 選択リストから複数選択リストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
これは不正解です。選択リストを複数選択リストに変更しても、現在定義されている選択リスト値は維持されるため、データは失われません
□ リッチテキストエリアからロングテキストエリアへの変換時に、データが失われる可能性があります。
これは正解です。リッチテキストエリア項目をロングテキストエリア項目にのみ変換ですが、この変換を行うと、リッチテキストエリアの画像が削除されるため、データが一部失われます。
次の問題へ
あわせて読みたい


【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第188問
問題 表形式、サマリー、マトリックスのレポートを結合レポートに変換する場合、正しいのはどれですか。3つ選びなさい。 クロス条件は結合レポートではサポートされてい…
前の問題へ
あわせて読みたい


【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第186問
問題 コールセンターのカスタマーサービス担当者が、顧客から情報を収集する際に、一連の質問プロンプトを使用できるようにしたいと考えています。これを実現するために…
1問目から復習する
あわせて読みたい


【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第1問
問題 スキーマビルダーの機能はどれですか。2つ選びなさい。 ページレイアウトを新しいウィンドウで表示する カスタム設定を編集する 選択したオブジェクトをページに表…
コメント
コメント一覧 (2件)
この問題の答えは
自動採番からテキストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
と
選択リストから複数選択リストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
ではありませんか??4
岩園さん
環境で検証したところ、実際にデータ型が損失したのは(リッチテキストエリアからロングテキストエリアへの変換時に、データが失われる可能性があります。)のみでした。画像が保持できないためです。
また各選択肢の正誤の判断理由は、解説したのリンク先の文言から以下になりました。
(カスタム項目のデータ型の変更に関するメモ)より
・自動採番からテキストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
⇒(データが失われるリスクがあるため、データのないカスタム項目のみを変換します。次の場合、既存のカスタム項目のデータ型を変更するとデータが失われる可能性があります。)に(自動採番型から他の型に変更する)という記載はありますが、その下に(自動採番項目をテキスト項目に変換する場合、その項目のデータは変更されません。)の記載がありますのでデータ型は失われないと判断。
・数値から通貨への変換時に、データが失われる可能性があります(項目の長さが同じであると仮定した場合)。
⇒(通貨型に他の型から変更する)と記載があるため、データが損失する可能性があると判断。
・選択リストから複数選択リストへの変換時に、データが失われる可能性があります。
⇒(カスタム選択リストは、データを失うことなく複数選択リストに変更できます。)よりデータが損失しないと判断。
・リッチテキストエリアからロングテキストエリアへの変換時に、データが失われる可能性があります。
⇒画像が保持できないので、データは損失します。(リッチテキストエリア項目をロングテキストエリア項目にのみ変換可能です。ロングテキストエリア項目を次回保存するときに、画像が削除されます。)と記載もあります。