【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第72問

問題

アプリケーション構築者は、ユーザーが新規商談を作成するときに表示される項目の量を制限したいと考えています。ユーザーが必須項目を入力して保存すると、商談の種別項目に関連する追加項目を含む完全なレコードページが利用可能になります。これはどのように実現できますか。

  • 必須項目が入力されたら、共有ルールを使用して新しい項目をユーザーと共有する。
  • ユーザープロファイルに基づいて、商談の種別項目ごとに異なるページレイアウトを使用する。
  • ページレイアウト上の追加セクションを非表示にし、非表示のセクションの項目を入力したい場合にユーザーが手動でセクションを展開する方法を提示する。
  • 最初の商談ページレイアウトで、商談の種別項目を必須項目にし、商談の種別項目に基づいてレコードタイプを更新するために、種別項目に入力する自動化を使用する。

正解

  • 必須項目が入力されたら、共有ルールを使用して新しい項目をユーザーと共有する。
  • ユーザープロファイルに基づいて、商談の種別項目ごとに異なるページレイアウトを使用する。
  • ページレイアウト上の追加セクションを非表示にし、非表示のセクションの項目を入力したい場合にユーザーが手動でセクションを展開する方法を提示する。
  • 最初の商談ページレイアウトで、商談の種別項目を必須項目にし、商談の種別項目に基づいてレコードタイプを更新するために、種別項目に入力する自動化を使用する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 必須項目が入力されたら、共有ルールを使用して新しい項目をユーザーと共有する。
これは不正解です。共有ルールはレコードのアクセス権を管理するものであり、ページレイアウトや項目の表示を制御する機能はありません。

□ ユーザープロファイルに基づいて、商談の種別項目ごとに異なるページレイアウトを使用する。
これは不正解です。ユーザープロファイルに基づいてページレイアウトを変更することは可能ですが、この方法では商談の作成時に動的にレイアウトを変更することはできません。レイアウトはレコードタイプまたはプロファイルに固定的に関連付けられます。

□ ページレイアウト上の追加セクションを非表示にし、非表示のセクションの項目を入力したい場合にユーザーが手動でセクションを展開する方法を提示する。
これは不正解です。Salesforceでは、ページレイアウト上のセクションをユーザーが動的に表示・非表示にする機能は提供していません。ページレイアウトは静的なもので、ユーザーによるリアルタイムでのカスタマイズはできません。

□ 最初の商談ページレイアウトで、商談の種別項目を必須項目にし、商談の種別項目に基づいてレコードタイプを更新するために、種別項目に入力する自動化を使用する。
これは正解です。商談の種別項目を必須項目とし、これに基づいて自動化(例えばフローやワークフロールール、プロセスビルダーを使用して)でレコードタイプを更新することにより、追加項目を含む異なるページレイアウトに切り替えることができます。これにより、初期の入力後に完全なレコードページを表示する要件を満たすことが可能です。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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