問題
Universal Containers社は、取引先に関連する商談レコードの作成プロセスを改善したいと考えています。取引先の情報を基に自動入力できる項目もあれば、ユーザーの入力が必要な項目もあります。この要件を満たすために、アプリケーションビルダーはどの設定を行うべきでしょうか。
- 商談の更新をトリガーとするプロセスビルダー
- 取引先の更新をトリガーとするプロセスビルダー
- 取引先オブジェクトのクイックアクション
- 商談オブジェクトのクイックアクション
正解
- 商談の更新をトリガーとするプロセスビルダー
- 取引先の更新をトリガーとするプロセスビルダー
- 取引先オブジェクトのクイックアクション
- 商談オブジェクトのクイックアクション
解説
要件
- 取引先に関連する商談レコードの作成プロセスを改善したい
- 商談レコードの作成をより効率的にする必要がある。
- 取引先の情報を基に自動入力できる項目がある
- 商談レコード作成時に、取引先のデータを自動で反映させる仕組みが必要。
- ユーザーの入力が必要な項目もある
- 完全自動ではなく、一部はユーザーが手動で入力できるようにする必要がある。
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 商談の更新をトリガーとするプロセスビルダー
これは不正解です。プロセスビルダーは、レコードの作成ではなく更新をトリガーとするため、新規商談を作成する要件には適していません。また、取引先の情報を基に自動入力する仕組みも持たず、ユーザーが手動で入力する項目を許容する設計にはできません。
□ 取引先の更新をトリガーとするプロセスビルダー
これは不正解です。取引先が更新された際に自動で商談を作成することは可能ですが、ユーザーの入力を求めることができないため、要件を満たしません。また、取引先の更新がトリガーとなるため、ユーザーが必要なタイミングで商談を作成する柔軟性がありません。
□ 取引先オブジェクトのクイックアクション
これは正解です。取引先オブジェクトにクイックアクションを設定すると、取引先レコードから直接商談を作成できます。クイックアクションでは、取引先の情報を商談の項目に自動入力できるため、入力の手間が削減されます。また、ユーザーが手動で入力する項目も設定できるため、完全自動ではなく、必要な情報を適宜入力する柔軟な運用が可能です。さらに、作業中の取引先レコードから直接商談を作成できるため、スムーズな業務フローを実現できます。
□ 商談オブジェクトのクイックアクション
これは不正解です。商談オブジェクトにクイックアクションを設定すると、ユーザーは商談一覧や商談レコードから新規作成できるようになりますが、取引先の情報を自動入力する仕組みが組み込みにくくなります。取引先オブジェクトのクイックアクションを使用すれば、取引先の情報を直接反映させた商談を作成できるため、より効率的です。
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