問題
Ursa Major Solar社のアプリケーション構築者は、主オブジェクトGalaxy__cと従オブジェクトStar__cの間に主従関係を作成しました。ユーザーがGalaxy__cをStar__cでレポートしたい場合、このタイプのリレーションシップを作成するとどのような効果がありますか。
- Star__cが関連するGalaxy__cに対して新しいカスタムレポートタイプを作成する必要があります。
- Galaxy__cが関連するStar__cレポートタイプが自動的に作成されます。
- Star__cが関連するGalaxy__cレポートタイプが自動的に作成されます。
- Galaxy__cからの参照関係を持つStar__c用の新しいカスタムレポートタイプを作成する必要があります。
正解
- Star__cが関連するGalaxy__cに対して新しいカスタムレポートタイプを作成する必要があります。
- Galaxy__cが関連するStar__cレポートタイプが自動的に作成されます。
- Star__cが関連するGalaxy__cレポートタイプが自動的に作成されます。
- Galaxy__cからの参照関係を持つStar__c用の新しいカスタムレポートタイプを作成する必要があります。
解説
主従関係を作成すると、従オブジェクトが関連する主オブジェクトの標準レポートタイプが自動的に作成されます。このケースでは、Galaxy__cが主オブジェクトで、Star__cが従オブジェクトなので、Starが関連するGalaxyのレポートタイプが標準レポートタイプとして、使用可能になります。
参考:標準レポートタイプが生成される条件
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ Star__cが関連するGalaxy__cに対して新しいカスタムレポートタイプを作成する必要があります。
これは不正解です。主従関係が設定されると、関連するレポートタイプは自動的に作成されるため、手動で新しいカスタムレポートタイプを作成する必要はありません。
□ Galaxy__cが関連するStar__cレポートタイプが自動的に作成されます。
これは不正解です。この選択肢は関係が逆です。正確には「Star__cが関連するGalaxy__c」のレポートタイプが自動的に作成されます。
□ Star__cが関連するGalaxy__cレポートタイプが自動的に作成されます。
これは正解です。主オブジェクトであるGalaxy__cと従オブジェクトであるStar__c間の主従関係が設定されると、「Star__cが関連するGalaxy__c」形式の標準レポートタイプが自動的に作成されます。これにより、Galaxy__cを中心としたStar__cのレポート作成が容易になります。
□ Galaxy__cからの参照関係を持つStar__c用の新しいカスタムレポートタイプを作成する必要があります。
これは不正解です。必要なレポートタイプは自動的に作成されるため、手動で新しいカスタムレポートタイプを作成する必要はありません。
実践
Salesforceで主従関係を設定し、それに関連するレポートタイプが自動的に作成されることを確認する手順は以下の通りです。
- カスタムオブジェクトの作成
- 設定に移動します。
- オブジェクトマネージャーを選択します。
- 新規オブジェクトの作成をクリックします。
- 主オブジェクト(Galaxy__c)として使用するカスタムオブジェクトを作成します。
※「レポートを許可」チェックボックスがチェックされていることを確認し、作成します。 - 同様の手順で、従オブジェクト(Star__c)として使用するカスタムオブジェクトも作成します。
※「レポートを許可」チェックボックスがチェックされていることを確認し、作成します。
- 主従関係の項目を作成
- オブジェクトマネージャーでStar__cオブジェクトを選択します。
- 項目とリレーションに移動し、新規をクリックします。
- 項目のデータ型として主従関係を選択し、次へをクリックします。
- 関連を作成するオブジェクトとしてGalaxy__cを選択します。
- 項目の詳細を設定し、保存します。
- レポートタイプの確認
- Salesforce ClassicまたはLightning Experienceで、レポートタブに移動します。
- 新規レポートをクリックします。
- レポートタイプを選択画面で、すべてのレポートタイプセクションをスクロールし、自動的に作成されたStarが関連するGalaxyのレポートタイプを探します。このレポートタイプは、主従関係が設定された際にシステムによって自動的に作成されています。
- 該当するレポートタイプを見つけたら、それを選択し、レポートの作成をクリックしてレポート作成画面に進みます。この画面で、具体的なレポートの条件を設定することができます。
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