【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第238問

問題

Universal Containers社のマーケティングチームは、Salesforceに400件のリードをアップロードしたいと考えています。チームは重複レコードの作成を防ぐ必要があります。この要件を満たすために取るべきアクションはどれですか。2つ選びなさい。

  • リードの一致ルールと対応する重複ルールを活用し、新規作成される重複リードをブロックする。
  • データローダーの更新機能を使用し、リードをメールアドレスに基づいて既存のレコードと照合してインポートする。
  • 設定の[重複管理]セクションで[重複一致]を有効にし、リード間の重複シナリオを有効化する。
  • データインポートウィザードを使用してリードリストをアップロードし、重複リード作成を防ぐための[リードの一致条件]を選択する。

正解

  • リードの一致ルールと対応する重複ルールを活用し、新規作成される重複リードをブロックする。
  • データローダーの更新機能を使用し、リードをメールアドレスに基づいて既存のレコードと照合してインポートする。
  • 設定の[重複管理]セクションで[重複一致]を有効にし、リード間の重複シナリオを有効化する。
  • データインポートウィザードを使用してリードリストをアップロードし、重複リード作成を防ぐための[リードの一致条件]を選択する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ リードの一致ルールと対応する重複ルールを活用し、新規作成される重複リードをブロックする。
これは正解です。リードの重複を防ぐには、まず一致ルールを作成し、リードの特定の項目(例: メールアドレスや会社名)を基準に重複を検出できるようにします。次に、重複ルールを作成し、先に設定した一致ルールを適用します。この重複ルールで[作成時のアクション]を[ブロック]に設定することで、新規リードが既存リードと一致した場合に作成を防ぐことができます。この設定により、同じリードが何度も登録されるのを防ぎ、データの一貫性を保つことができます。

□ データローダーの更新機能を使用し、リードをメールアドレスに基づいて既存のレコードと照合してインポートする。
これは不正解です。データローダーの更新(Update)機能は、既存レコードの上書きには適していますが、新規リードの重複チェックは行えません。新しいリードを追加する際には、データローダーは既存データとの比較をせず、そのまま作成してしまうため、重複を防ぐことができません。

□ 設定の[重複管理]セクションで[重複一致]を有効にし、リード間の重複シナリオを有効化する。
これは不正解です。Salesforceには[重複ルール]と[一致ルール]は存在しますが、[重複一致]という機能はありません。そのため、この設定ではリードの重複を防ぐことができません。

□ データインポートウィザードを使用してリードリストをアップロードし、重複リード作成を防ぐための[リードの一致条件]を選択する。
これは正解です。データインポートウィザードは、Salesforce標準のツールで、リードの重複作成を防ぐための[リードの一致条件]を指定できます。この一致条件では、メールアドレスや名前などの特定の項目を基準に、既存のリードと照合します。照合結果に基づき、既存のリードを更新し、新規リードのみを作成することが可能です。この設定により、重複レコードを防ぎながら効率的にリストをインポートできるため、400件のリードを安全にアップロードするのに適しています。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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